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投稿記事Posted: 2015年12月03日(木) 11:31 
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管理人

登録日時: 2014年7月25日(金) 11:06
記事: 72
朝日新聞2015年12月2日朝刊19面、「戦時下の本紙記者は」において、元朝日新聞記者の岸田葉子さん(91・旧姓=高橋、1944年秋入社、敗戦翌月に退社)は、「戦時中に愛国心を強調した人ほど、戦後は『自分は被害者だ』と言ったり親米派に転じたりした。退社の理由は不信です」と語っている。

これは朝日新聞社に限った話ではない。

日本全国各地で、いや、外地も含めたあらゆるところで、戦争に負けるや否や、態度を一変、被害者を自称する人たちが、大勢出現した、と思われる。

しかも彼らは、戦時中は「お国のために尽くすこと」を主張、自他に強要し、「一億玉砕」や「一億特攻」を叫んでいたものと推察される。

なお、当時の「一億玉砕」や「一億特攻」といったスローガンについて研究途中だが、現在、一部に誤った理解、誤った言説が存在するようだが、これは決して、「一億人つまり全日本人が玉砕死する」とか、「一億人つまり全日本人が特攻死する」という意味で用いられていたわけではない。総力戦の時代、戦うのは前線兵士だけでなく、兵器の生産といった働きも大いに大切なのであって、銃後のわれわれも一致して励み、ともに戦うのだ、と、前線兵士と一般市民とを一体化してとらえる、いわゆる「軍民一体」の考えに基づき、国民が一致団結して勤労奉仕することを鼓舞するものであった、ととらえている。

また、被害者を自称する戦後の主張と、「戦中当時の軍部は、一億人つまり全日本人を玉砕死させるという亡国の思想にとりつかれていた」という、一億玉砕に対する誤った言説は、共通性があるように思う。
「そんな狂気の軍部に騙されていたのだ、われわれは被害者なのだ」と。


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