SNS全盛の時代に、何故あえてフォーラム(掲示板)形式なのか、ということですが。
いま、ネット言論は大衆化が進んでいます。誰もが参加できるという状態はかつて私自身が夢見ていたことですが、理想とは程遠い現実があります。
1つは、これはブログ以後ですが、常に最新の投稿が優先的に表示されることによって、議論が表層的、脊髄反射的になりがちだということです。面倒くさがりやな多くの方は、議論を丁寧に振り返ったりはしないので、刺激的なワードが飛び交ったり、揚げ足取りになったり、あるいは吐き捨てる一言だったりと、建設的な議論に展開しないきらいがあります。
もう1つは、これはSNSの宿命ではあると思いますが、議論が属人的になってしまうということです。「誰が」それを言ったのかという点ばかりが優先され、テーマの議論が深まっていかないことが多いように思います。また、いつも同じグループ内での居心地のいい会話に終始してしまい、居心地の悪い付和雷同の雨あられに陥ってしまうことも、しばしばではないでしょうか。
ということで、テーマを優先し、議論を積み重ねていくには、フォーラム(掲示板)が少なくともベターだろうという結論に至りました。
今後、吉見直人のネットでの言論活動は、ここfrat.jpフォーラムを軸に展開していこうと思います。
議論に建設的に加わりたい方は、是非ともご参加ください。フォーラムのツールとして採用したphpBBは、いろいろと便利なシステムだと思います。といいながら、まだ僕自身、よくわかっていないのですが、これから少しづつ、マスターしていこうと思います。
なお、何か僕にご連絡のある場合には、
http://frat.jp/contact/からメールをお送りください。
(この記事は、「phpBB3 のインストールがうまくいってるかどうかを確認するために投稿されたテスト記事」を書き直したものです。 - 2014-07-27 15:04)