東武動物公園

東武動物公園でウルトラマンカーニバル。
（旧サイト初版日というかたぶん体験日：1999年11月13日、現サイト転載日：2005年5月12日）

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「ウルトラヒーローショー〜バルタン星人の逆襲」を見た。脚本と演出はもうちょっと考えるべきである。話がややこしくて長い。バルタン星人の長い独白など子どもはちっとも聞いていないのである。ライティングも、色ぐらい使ったらどうか。派手なのは音だけであった。スモークでもなんでもたけばいいのに。

それからウルトラヒーロー＆高山我夢隊員握手会があった。係員の誘導のしかたは最悪であった。ウルトラマンたちの着ぐるみはかなり使いこんだ様子だった。高山我夢役の役者さんには追っかけも来ていて、「今日はなかなか動きがよい」などとショーを評していたわけだが、子どものついでにうちのカミさんも握手してもらってすっかり「要チェックだわ」などと言っている。こういう地道な営業ってけっこう大事なんだなあと思った。

ウロトラマンマーケットでは、ガイアの水鉄砲と光の国名物ウルトラマンクッキーを買った。「巨大ウルトラマンガイア撮影コーナー」のガイアは、推定身長２メートル以下で、あまり大きくなかった。その後は遊園地ゾーンでちょこちょこ遊んだりしたのちに帰宅。

ここは客のマナーがあまり良くない。数年前に来た時とまったく変わっていない。とくにおっさん・じいさん連中の喫煙マナーは最低で、ところかまわずプカプカやっている。渋谷センター街の若い奴らのがまだましな気がする。なにしろここは小さい子どもがたくさんいるのである。子どもの前ではめったに煙草を吸わない僕としては、彼らの所業、目に余る。

さて僕はここの経営に文句がある。この日も家族（父母＋バリバリの子ども１人＋まだハイハイもできない赤ん坊１人）で、入園料＋みやげ＋メシのおかず＋遊園地チケット代で１万円かかった。ディズニーランドなら２万円はいくだろうから、その半額で済んでよかったという考え方もあるが、それにしては施設が旧態依然としていて、ちっとも設備投資をしているように感じられないのである。遊園地チケットなどはディズニーランドなみの価格設定である。いったいこれはどうなっているのだろうか。たしかに息子は「イースタントレイン」がとても気に入った。とりわけ駅が複線になっているのにいたく感動して「１番と２番があるんだよね」（１番線と２番線、という意味）と繰り返している。本人はもう一度ハッピーオンステージでウルトラヒーローショーを見てイースタントレインに乗りたいらしい。それはいいのだが、多くの客が支払ったカネはいったい有効に活用されているのだろうか。無駄なところに使われてはいないだろうか。古くなった施設は新しくすべきである。いや、現状維持のそこそこで細く長くという考えもあるだろう。でもそれなら入園料はもっと安くするべきである。大人1,000円、子ども500円くらいが適正だと思う。