最近のお知らせ

■埼玉県熊谷市のシェア型書店「太原堂」さんで一区画借りて棚主となり、先日(2024年10月27日)最初の搬入に行ってきました。これまでの取材等で買い溜めた本の中から選りすぐり、僕なりの「こだわりのラインナップ」としてみたつもりです。売るには惜しい本もあり、高めの価格設定になってしまったし、そもそも売れ線を狙ってないので多分ほとんど売れないと思いますが、楽しんでもらえる人がいたらうれしいです。先日刊行された共著『「昭和天皇拝謁記」を読む─象徴天皇制への道』も非売品の見本として置いてます。(2024年11月2日)

■「拝謁記」編者の先生方との共著『「昭和天皇拝謁記」を読む─象徴天皇制への道』が岩波書店から8月6日に刊行されました。私は昭和天皇の人柄などについての章(第7章「人間・昭和天皇の胸の内─長官だからいふのだが─」)と、田島道治の章(第12章「宮内庁長官・田島道治─其度毎にそれはいけませんと申続け─」)、そして短いコラムを2つ書きました(コラム4「松谷誠と宮中」、コラム11「拝謁のスタイル考」)。できるだけわかりやすく、また「拝謁記」というユニーク(「類のない」という意味)な史料に多くの方が関心を持っていただけるよう、私なりに心を砕いて書いたつもりです。(2024年8月18日)

■「拝謁記」をはじめとする田島道治関係文書が国立国会図書館憲政資料室で本日公開となりました。
憲政資料室 新規公開資料(田島道治関係文書 原資料 168点)
昭和天皇の実像に迫る『拝謁記』公開へ 東京 国立国会図書館(NHK)
貴重な史料の公刊と公開。田島家を含め多くの方々にご協力をいただき、ここに至ることができました。この5年間を振り返り、感無量です。(2023年12月15日)

経歴を更新しました。(2023年10月24日)

■月刊「文藝春秋」2023年8月号に拙稿『昭和天皇「衝撃の肉声」』が掲載されました(p380-397)。初代宮内庁長官田島道治の記録『昭和天皇拝謁記』(岩波書店、全七巻)を題材に、昭和天皇の人物像を中心とした読み物を書いてみました。(2023年7月30日、10月24日更新)

「昭和天皇拝謁記」第七巻が本日(5月30日)刊行となりました。本巻は「拝謁記」の関連資料として、田島道治が宮内庁長官を退任した後の日記抜粋、書簡、関係文書、それに加えて既刊分の正誤一覧と「拝謁記」本文の人名索引が収録されています。索引は「拝謁記」を読むにあたり便利だと思いますので、第一巻から第五巻のどれかを買われた方はあわせていかがでしょう。関係文書冒頭にある「戦争回顧メモ」なども興味深い史料です。これがシリーズの最終巻、どうぞご覧ください。(2023年5月30日)

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Image吉見直人(よしみ まさと)

著書に『終戦史─なぜ決断できなかったのか』(NHK出版)、『「昭和天皇拝謁記」を読む─象徴天皇制への道』(岩波書店、共著)。1965(昭和40)年生まれ。ハンドル名は、「fratdrive(ふらっとどらいぶ)」と「frunderbird(ふらんだーばーど)」。愛知県岡崎市出身。血筋は生粋の三河っ子ですが、すっかり埼玉県民としての年数のが長くなっています。
本業は、昭和史を主なフィールドとする、 フリーランスのリサーチャー、ジャーナリストです。
好物は赤貝の刺身。自分で淹れたコーヒーとか、自家製とろろ汁も好きです。…と書いてましたが最近はグラタンも好きです。
愛車は三菱スタリオンスバル・ドミンゴ、2012年秋からは、それに若い時分から憧れのクォーターマルチ、スズキGF250が加わりました。…と書いてましたが現在どれも不動車、ドミンゴは2024年1月に廃車済。
メタルクラフトの情報と販売のサイト「直吉屋」(※リニューアル中)の店主。次世代ノリモノの研究開発プロジェクト「ノリモノメイカー」(※準備中)を主宰。…と書いてましたがいずれも休眠中。
(最終改訂日時:2024年11月2日(土)18時11分)

心がけ

決して頑張らない。大切にしているものは自主的思考豊かな心

目標

独立した、慎ましい暮らし。

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ここfrat.jpドメインのサイトは2001年のオープン以来、長らくメインサイトとして運営してきましたが、他ドメインでのブログの更新などが主となり、こちらは古いコンテンツが多くなってしまったので、これまでサイト内の自己紹介ページだったものをデザインも新たにトップページとしました。

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