先日ある本を読んで「地球温暖化」はもしかしたら良いことなのではないかと思った。
- 地球が暖かくなると過ごしやすくなる。寒いより暖かいほうがいいに決まってる。僕は寒がりだし。
- 北国とか北海道とかシベリアで冬でも暖かくなればそれだけ人が住めることになる。農作物も作れる。豪雪地帯で冬は産業がないからと出稼ぎに出る必要もない。北国は万々歳だ。
- 茨城の海も今より南国ムードになるかも。アロハシャツが年中着られるなんて最高だ。
- CO2の増加だが、大気中の二酸化炭素が増えるのは植物の生育に良いという説もあるらしい。たしかに植物は二酸化炭素を吸ってるもんな。農作物がよく育つ。
- 温暖化によって北極の氷が溶けて海水面が上昇する、といわれていて、だから地球温暖化は恐ろしいと思っていたが、暖かくなればそれだけ海水が蒸発する。海面は本当に上昇するのか?
- そして海水がより蒸発するということはそれだけ雨がよく降るということになる。干ばつの害は減る。だから古来人類を飢餓に陥れてきた「干ばつ」も「冷害」も減るから、いいことだ。
- ただ、雨がよく降るということは晴れの日が少なくなるということになる。地球は雲の惑星になるのか?そして晴天率が少ないことは植物の生育に悪影響となるか?
- 暖かくなるとたくさんの種類の動植物が生存できる。イヌイットのように厳寒の地でアザラシ(だったっけ?)を獲って生きるより、南の島でそこの木になっている果物をもいで食べ、海に入っては魚を手づかみで取り、夜風に吹かれて寝るほうがいい。
地球温暖化促進論者。「全地球ハワイ化計画」
そういう考え方も、あるだろう。「なんてこと言っているんだ、不謹慎だ」という人もいるだろうが、多様な意見が許されるのが健全な民主主義社会だ。
本題とはぜんぜん関係ないが、日本をあの愚かな戦争に押しやった張本人は誰だろう?陸軍の暴走と言われているが、本当は違うと思う。たしかに陸軍は、大臣でも押さえきれないぐらいに青年将校が暴走した。でもその暴走を支えたのは、当時の民衆ではなかったか。政府は右翼団体の突き上げに手を焼いていたし、特高はクーデターを心配していた。当時の民衆が戦争を支持したのだと思う。それを忘れたのか、すっかり口をぬぐっている。
(司馬遼太郎氏はたしか、日露戦争で日本人は調子に乗ってしまった、というようなことを書いていたと思う)
…というように、ファッショはよくない。温暖化問題をよく知りもせずムードで「温暖化反対!」とか、「えらい学者さんが言ってるから温暖化は良くない!」とか言う気には、なれない。
ところで、地球温暖化を問題視し、危機を叫ぶことで儲かる人って、だれだろう?
読んだ本とは、『世界食料の展望--21世紀の予測』(農林統計協会)。元世界銀行スタッフの執筆によるもので、ワールドウオッチ研究所に代表される食糧需給予測の悲観論を真っ向から批判、「食糧危機は来ない」と主張する。 |