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夫はリストラ、妻は働く時代とは

(初版日:不明、改訂日:1999年10月20日)

<last updated:

いままでは大勢のコアがいたが人件費がかかりすぎるので、 少しのコアに、大勢のフローという体制。安くあがる。

仕事に充実感を感じる人は、ごく一部の「コア」に絞られる。「コア」=生活より仕事を優先し仕事に生きがいを感じる「ワーカーホリック」。あとの多数派はフローであり、生活を大切にし、あまり稼げない。(だいたい今が稼ぎすぎ)

コストダウン。会社は実力主義の名のもとに、金のかかる終身雇用年功序列制度をやめる。実力主義は安くあがる。ごく一部に高給を払い、大半を安い給料でこき使える。

そこで問題になるのは、実力主義のもとでいかに社員の士気、やる気をキープするかだ。どこもそれで悩んでいる。

大勢のコアから、少しのコアに移行できるのは、いわゆるOA化もあるだろう。つまりコンピューターの導入。たしか、かつて謳われた。コンピューターとかロボットとかが人間にかわって単純労働を担うようになると。そして、人間は人間にしかできない創造的な仕事に専念するようになる。あるいは、ロボットが人間の仕事を奪う。テクノロジーは人間疎外につながる。

たしかに、コンピューターやロボットは人の仕事を奪い、人間を疎外している。

だが創造的な仕事をしているか?テクノロジーを使うほど、テクノロジーに依存し、創造性が失われていないか?

パソコンの導入、社員の管理強化、奴隷化、創造性の奪取。