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3つのアドバンテージ

番組市場では、テレビ放送における収録・構成ものの番組をウェブ上に構成したものを番組と呼んでいます。ビデオパッケージではなく、素材ごとに分割構成することで、3つのアドバンテージが生まれます。(初版日:2003年03月28日)

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ウェブでの視聴に最適化

テレビ放送では、番組を1本にまとめなければ放送できないからパッケージにしているわけですが、ウェブでそれを模倣する必然性はありません。番組市場では、番組をビデオパッケージではなく、映像、静止画、音声、テキストなどの素材を構成したもの(マルチメディア・コンプレックス)と捉えます。撮影した素材を編集し、効果やテロップ、BGMやナレーションを加えて高いクオリティのパッケージを完成させるのはたいへん時間と労力のかかる困難な作業ですが、「番組=パッケージ」から、「番組=素材の構成」と考え方を転換させたのが番組市場です。これによって、パッケージ化に要する労力を省けるばかりでなく、よりウェブでの視聴に適した形になります。カットごとに動画を配置すれば、見たいカットをすぐに何度でも見られますし、解説はテキストのほうがわかりやすいものです。既存のテレビ番組やビデオパッケージをウェブで公開する場合にも、こうして要素ごとに再構成する方法が有効でしょう。

ネットワークでの番組制作

番組を素材の集合体とすることによって、誰もが番組づくりに参加することが可能になります。インターネットのネットワークを活かして互いの素材を持ち寄り、ひとりではできなかった、スケールの大きな番組づくりが可能になります。それはこれまでの番組づくりを超える可能性をも秘めています。また、企画、構成、撮影、編集と、それぞれの得意分野を活かした役割分担をとることもできます。また、1つの素材をさまざまな企画の番組に使えるので、バラエティに富んだ番組を生み出すことも可能です(ワンソース・マルチユース)。

コンテンツ制作者の報酬の道

番組を構成する要素や素材を、地上波、BS、CSなどのテレビ放送で利用することができます。すぐれたコンテンツを制作することによってプロ・アマ関係なく報酬を得ることが可能になりますし、一方のテレビ番組制作者にとっても、多チャンネル時代に必要なバラエティに富んだコンテンツを調達することができるようになります。