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マスコミ業界再編計画

他業界では生き残りをかけた経営統合とか資本提携とか盛んにやってるのに、マスコミ業界ではあまり聞かれない(出版ですこしあるかな?)。それだけ経営が順調にいってるってことかもしれないけど、もっと効率化をはかったほうが、いいと思う。

まず新聞。地方紙が残り、全国&国際ニュースは通信社からの配信を受ければよい。全国紙はいらない。地方支局は、地方紙と統合すればいいだろう。海外支局は閉鎖。
つぎにテレビ。NHKは残し、民放キー局の報道部門を統合する。NHKと民放グループの2大体制にする。
これでかなりの効率化がはかれると思う。取材現場にわさわさと群がる「報道陣」が減ってすっきりする。束ねられるマイク数も減る。記者も、「特オチ」だとかのくだらない心配をする必要がなくなる。被災者や犯罪被害者の精神的な負担も軽くなる。経営も合理化できる。各社ともストレートニュースが横並びになるので、報道番組はより独自の取材に注力できる。
…と、いいことづくめな気がするんですけど。どですか。

さらにNHKに関しては、ハードとソフトを分離する。放送の送出にかかわる施設と人員だけをNHKとして残し、ソフト部門については「民営化」する。ただし、報道と編成については、NHKの基幹でもあり、また、災害報道の役割も強く求められているので、これはNHKに残したほうがいいだろう。それ以外の番組制作は、大河ドラマ、朝ドラ、紅白なども含めて、すべて外注化する。また、NHKの豊富な映像資料は国民に還元する。データベースを公開し、民放であれ市民であれ、安価な手数料で使えるようにする(ただし著作権や肖像権をクリアする必要はある)。

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