本屋で「自遊人」という雑誌を買った。特集は「市場へ。港町へ。
旨い魚を求めて、ぶらり、ひとり旅。」。全121ページの大特集、とある。こういうマトメ情報は嬉しいので、保存用に購入。
それにしても最近、このテのムック的雑誌づくりが目立つ。それから、一定年齢層以上をターゲットにした、旅特集が目立つ。サライ的、といったらいいのだろうか。
こういうの読んでていつも感じるんだけど、対象物をケからハレへ転化させるのが上手い。ウンチクをまぶし、キレイな写真とまとまった文章で紹介される取材対象が、キラキラと輝いてみえる。現実との落差を楽しむのもまた旅の醍醐味か。作られたイメージを消費するだけの旅じゃ、本末転倒だからね。
ところでこの雑誌の発行元。「アクティブ・シニアをターゲットに」しているのだとか。
アクティブ・シニア！
いま全国各地に増える道の駅、平日に訪ねてみると、そこにはアクティブシニアが溢れている。あるいは東京郊外の住宅地、平日の車道は、時速40kmでのろのろと、いや、のんびりゆったりと、アクティブシニアが運転する車で溢れている。
都心ではまた違ったアクティブシニアをよく見かけるのだが…それはまた別の機会に。
PS.「日本三大朝市が４ヶ所ある！の謎。」の記事が、面白かった。もうちょっとやさしく、ユーモアを包んで書いてくれると、より気持ちよかったかなと思うけど。
