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浮気な集客ツール便乗の危険

映画のロケが各地で宣伝に利用されるようになって久しい。
いや、最初からそういうものだったかもしれず久しいかどうかはっきりわからないけど。
なになにという映画がどこそこで撮影されました、という謳い文句で集客する。映画という集客ツールに便乗しているわけだが、しかしただ映画が撮影されたというだけで客が呼べるというのはどんなもんか。映画は宣伝道具に成り下がってしまったのかと、まあ映画ファンでも何でもないんだけど。

映画に限らない。テレビでもそうだ。ドラマに限らず、テレビが取材に来ました的な宣伝文句で集客をはかろうとしたりする。

「飛んで火に入るNHK」…これは実際に目にしたフレーズ。

でもそれでほんとにいいんですかね。テレビにしろ映画にしろ宣伝メディアとして利用しうるし、箔付けにも利用しうるんだけど、それでやってくる客って多くは不特定多数、浮気な浮動票。そこから固定票をつかむ糸口にするという考えがあるにしても、いつしかそれを忘れ、いっときの集客にうつつを抜かし、気がついたら何も残らない、ってことになりませんか。

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