ふらっとブログ

まずカシオのサイトを見ると、
故障と思われる場合も同様に、KDDI株式会社、または購入店にお問い合わせください。

とあるので、auお客様センターに電話してみた。これが仕様なのか故障なのか聞いてみると、故障だからauショップに出してくれという。同様のトラブル報告があるかと聞くと、ないという。（思い返せばこの対応がそもそも間違いで、好意的に解釈すれば、対応したおねえちゃんは臨時のバイトか何かだったのだろう）

そこでauショップに行き、修理を依頼した。代替機は同じくA5403CAだったので、試しに撮ってみると、同じ症状。ん？これはひょっとして仕様で、治らない？
とにかく修理から（すぐに）戻ってきた。auショップ店員は「いろいろやってあるみたいですよ、治ってるといいですね」と言った。試しに撮ってみると、治ってない。
修理報告書には、
修理内容　説明・内部点検・清掃
詳細内容　?シャッター音タイミングの変更?画像処理の改善　電池蓋は、外れ防止補助テープにて留めてあります。
とある。

記載された「カシオ関東修理センター」（カシオテクノ）に電話してみる。最初、シャッター音タイミングを「シャッタースピード」と言い間違えるなどトンチンカンな女の子の対応で、思わずクレーマー的態度になりかける。しかし「たとえば白い紙を撮ると?」と、ぼくが感じたことと同じことをしゃべっていたので、認識はしているらしいことはわかった。で、男性に交代。修理報告書記載の「画像処理の改善」は、ホワイトバランスのことらしい。オートだと黄色い影が出やすいのでそれを改善、蛍光灯モードにするとさらに出にくいというようなことを言っていた。とにかく多くのユーザーからクレームが出ていたところはひととおり直したらしい。しかし肝心の「明るさのムラ」については、まったく直しておらず、「これは不具合ではない」という。中心が明るく、その周囲が暗くなるのはCCDの、そして、とくに左側が暗くなるのはレンズの限界だという。
修理の兄ちゃんに言ってもしょうがない内容の文句をひととおり言って電話を切る。

ちなみにその後、￥価格.com￥ 口コミ掲示板にはこのように投稿。

白い紙とか、明るい青空とか撮るとよくわかるのですが、懐中電灯をあてたように、中心が明るくなり、その外周、とくに上（横撮りのときには左）が暗くなります。長年ＡＵ使いさんのおっしゃる 「薄暗くくまが出る」というのは、この症状のことでしょうか。先日、修理に出しましたが直らず、「CCDとレンズの限界」と言われました。（なお、電池蓋は両面テープでとめられ、シャッター音タイミング変更とホワイトバランスの修正がされて戻ってきました）
auショップ店頭でW21SAを試してみると、同じ200万画素でしたがこのような明るさムラはありませんでした。A5406CAは、ホワイトバランスがおかしのか、画面が暗い紫色でがっかりでした。

さて。200万画素だからこんな現象が起きるわけではないことはW21SAで確認できた。A5403CAはオレンジ色のボディが気に入っているのでできれば使い続けたいが、買い替えも検討したい。MySync Suiteを使っているし、カシオ製携帯電話付属卓上ホルダはとても便利なので、A5407CAかA5406CAで、症状が改善されていたらいいな。
そう思っていろいろ検索してみたら、なななんと。

この画像の不具合、A5403CAのどの端末にも共通して顕著に見られるものらしく、「暗黒オーラ」という名前までついている（←たしかにそんな感じで、言いえて妙）。専門的には正しくは「シェーディング」というらしい。暗黒オーラを修正するフリーソフトもユーザーの手によって配布されている。

暗黒オーラ除去ツール

暗黒オーラ除去フィルタ

検証の結果、前者を利用することにした。100%直るわけではないが、やらないよりはまし。

Photoshopで画像補正も可能だが、まーケータイ画像でここまで手をかけたくないなというのが正直なところ。
http://ogre.c.fiw-web.net/a5403ca/
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5442/m06_.html

調べていくと、２ちゃんねるでは怒りのスレッドができていた。相当叩かれている。（そりゃそうだ）
【暗黒】アンチA5403CAスレ【黒眠】

既知の問題であったわけだ。しかもかなり以前から、かなりメジャーな。auお客様センター、auショップ、カシオ関東修理センター（カシオテクノ）らの対応には、正直がっかり。
さらに感じたのは、この欠陥（auやカシオがなんといおうとこれは欠陥。A5406CA、A5407CAで改善されていることからも明白）を伝えないメディアのふがいなさ。メーカーべったりの「ちょうちん記事」ばかり書いているから、大勢のユーザーが馬鹿を見る。怒る。失望する。ちょうちんメディアは絶滅してほしい。

（一例）
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