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オープンの限界

インターネットはオープンなとこがいいのだが、オープンなサイト運営には限界がある。というか、不特定多数に向けてオープンにしてしまうと、どうもメリットよりもデメリットのほうが目につく。いまのところ、そう結論づけざるをえない。

たとえば、frat.jp 特ダネ掲示板というのをやっている。もう1年半になる。掲示板に書き込んでいるのはほとんどぼくで、あとは数人の顔見知り。実態としてはそうであっても、システムとしては可能性に期待して、なるべくオープンにと思い、誰でも投稿できるようにしてある。

で、どうか。知らない人からのほぼ100%近くが、コンテンツとして無意味な投稿。出会い系の宣伝とか、著作権侵害ファイルアップとか。あとは、たまーに通りすがりの人が書き込んでは立ち去っていくだけ。

新しいモノを生み出す可能性を秘めたツールを手中にしながら、使い方がわからなくて持て余してるぼくらは、まだまだ未熟。2ちゃんねるに可能性を感じてもいるけど、まだまだ道なかばという気がする。あれが着地点では、まさかあるまい。ブログも、いまのところはただのブーム。ブームはいつか終わる。

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