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発信することの責任

似たようなことを考え、書こうと思っていた矢先。

ITmediaニュース:[WSJ] ブロガーが「ジャーナリスト」になる時

マスメディアがマスメディアたるゆえんは、たんに、受け手が大勢だから。テレビも、ゲームをしたりDVDを見てる限りはただのモニター。だから、大勢がアクセスするサイトやブログは、マスメディアと規定したほうがいいのかも。こんな不人気ブログも、ある日いきなり、ものすごいアクセスになって、マスメディアになってしまうかもしれない。何気ない一言が、多くの人を惑わせ、傷つけ、それが自分に跳ね返ってきたとき、はたしてその事態に耐えられるか。
ブログをやってる人だけでなく、ネットに書き込みをするすべての人が、そういうイマジネーションを働かせたほうがいいと思うんだけど。

で、以下はリンク先から部分引用。

「主流メディアがたびたび大失敗をしている中で、ブロゴスフィア(Blog圏)に向かってマナーを教えるとは一体何様のつもりだと多くの人は思っている」と語るPoynter Instituteのボブ・スティール氏は、広く浸透しているジャーナリストのための倫理規範と原則の確立に寄与した人物だ。それでも同氏は、「主流ジャーナリズムは完全ではない。だが(そこで採用されている)多くの適切な規範は新しいコミュニケーション形態でも取り入れることができるし、取り入れるべきだ」と訴えている。

読者からの迅速なフィードバックはブロガーたちに説明責任を負わせる点でプラスに働いていると保守派ブロガーでシンジケートコラムニストのミシェル・マルキン氏は話す。同氏の元には、ブッシュ政権から報酬を受け取っているかどうかを問う電子メールがしばしば送られてくるという(答えは「ノー」とのこと)。「小さな『送信』ボタンを押して(Blogを)発行してしまったら、文字通り世界中の何百万もの読者にそれを分解され、1つ1つの言葉が解体されることを覚悟すべきだ。当然、リスクは高くなる」と同氏。

Blogというメディアの性質は、噂や虚偽情報、あるいは個人への攻撃を光の速さで広める力も持っている。「The Weblog Handbook: Practical Advice on Creating and Maintaining Your Blog」を著したレベッカ・ブラッド氏は、「噂は真実よりも楽しいもの。特に政治関連の主唱者たちは、噂を広めたり、噂に関わったりすると思う」と指摘する。

Blogging, Journalism & Credibilityカンファレンスを開いたニューヨーク大学ジャーナリズム学科長ジェイ・ローゼン氏は、ブロガーが単に意見を述べることから、同氏の言う「市民ジャーナリスト」へと転身するに伴い、彼らがいずれ、伝統的メディアが経験したのと同じ倫理問題に直面することは避けて通れないと予測する。

2002年までさかのぼると、利害関係を開示し、自分が真実だと信じることだけを掲載し、過ちは公に訂正しようとブロガーに提唱したレベッカ・ブラッド氏の運動があった。同氏が読者に対して行ったアドバイスは、道を歩く歩行者と同じ決まり事であった――「まともじゃないように思える人とは目を合わせるな」

ぼくは伝統的メディアの従事者なので、相対的に、かなりユルい気分でやってますが、それでも、根拠のあいまいな話を流布したり、それに基づいて一方的に決めつけて非難したり、そういうことはしないように気をつけてるつもり。

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コメント (1)

はじめまして。NHK問題について調べていたら、たまたまこのブログにつきあたりました。ブログのあり方について、最近同じことを考えていたので非常に共感しました。

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