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次世代を担わない子ども

(2005/03/28memoを元に)
子どもを自立可能な年齢まで守り育てることは、親や社会の責務。でもそれは子どもがかわいいからではない。かわいいというのは外見上のイメージの錯覚にすぎず、実際の子どもは自己チューで身勝手な困ったちゃんだし、そうでなければならない。子どもは大人に消費されるべき存在ではないのだから。

少子化のせいか、子どもの実体から離れた立場で、ときに子どもを記号化して脳内消費するひとが多いようだけど、知らないのなら黙っててほしい。

子どもは次世代を担う存在という、ただその一点において重要なのであって、自分の老後や社会の未来に不安があるのなら、子どもを生み育てるべき。将来が不安だから子どもを生まないというのは、老後を迎える前にさっさと死ぬつもりか、よほど蓄えに自信があるのか、他人が苦労して生み育てた子どもにオンブにダッコするつもりなのか、はたまた何も考えてないのか。

「今が良ければいいの」と、生き急ぐ10代の女の子のように刹那的に生き続けることは、社会に対して無責任だと思う。

さらに、次世代を担うつもりがなく、逆に親のすねをかじって、つまり前世代の遺産を食いつぶして生きている子どもは、育てる意味がないどころか、親ばかりか社会すらも食いつぶしかねない存在であるので、それだったら子ども作らないほうがましかも、という、だんだん消極的な話になっていく。

何を言いたいのかわからなくなった。

*2005年9月30日リライト。

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