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二番煎じ

二番煎じは、恥ずかしい。マスメディアにたずさわる者にとって、ごくあたりまえの感覚。現実には二番煎じばかりだったりするのは、好意的に解釈すれば、理想と現実ということか。でもこの理想に異をとなえるマスメディア従事者はいないだろう。

オリジナルなやつを。

いっぽう、あちこちのブログを見ると、多くの一般の方は逆に、二番煎じに喜々として参加しているのかもしれないと感じることがある。書いてることにオリジナリティを追求する姿勢はあっても、ネタが二番煎じだったりする。

多様性ってそういうものなのかな。

広告を介して生産者と消費者に引き裂かれたマスな対立構造という従来パターンにどうしても古臭さを感じてしまう今日このごろ。生産者でも消費者でもない、社会の多様性を支える市民は、やっぱ、ネタからオリジナルなやつを出してほしい。ひとが流すネタに条件反射的にリアクションするより、ディスプレイでいったら自発光型でいきたい。

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