交通事故が減っていることは以前に書いたのですが、ふと気になって、犯罪の統計も調べてみた。
認知件数は平成14年に戦後最多を記録したが、その後連続して減少。
凶悪犯。認知件数も犯罪率も減少。殺人は平成19年に戦後最少を記録。
[ 平成20年の犯罪 - 統計(警察庁) ]
(というか「犯罪の概況」pdf)のほうが早いかな。
…ということで、おおむね減少傾向。安全になってることはとにかく喜ばしいですね。詳細はリンク先を参照。
で、警察白書(リンク先はpdfファイル)では、
地方警察官については、深刻な治安情勢に的確に対応するため、平成13年度から19年度にかけて合計2万4,230人の増員を行った。刑法犯認知件数は、15年以降6年連続して減少しており、地方警察官の増員は、他の諸施策と併せ、犯罪の増勢に歯止めをかけ、治安の回復に効果をもたらしていると考えられる。とあります。
犯罪は減少してるのに反して警察官は増員している、でもこの増員は犯罪抑止に効果をもたらしているだろうと、少なくとも警察庁は公式にはそう言っているということですね。
でも、1年前に別サイトに書いた「「市民の安全」を錦の御旗に、保身に躍起な警察とメディア」というギモンをぼくはいまだに持っています。
それにしても、平成15(2003)年前後って、なんでこんなに犯罪多かったんだろう?
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