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与せず是是非非

与せずと、是是非非というのが、ぼくの基本原則。

つまり、ぼくは、誰の味方でもない。強い者の味方でも。弱いものの味方でもない。加害者の味方でも、被害者の味方でもない。そのうえで、いいものはいい、悪いものは悪い。それがぼくのスタンス。

誰かに偶像化されたくはない。指標はあくまでぼく自身のなかにある。強い者でも、被害者でも、たとえ世話になった人でも、悪いと思えば悪いと言う。言わなければならない。

いまが戦時中だったらどうか。特高に逆らえるか。軍に逆らえるか。政府に逆らえるか。正直いってわからない。家族を持つ身なら、なおさら。ぼくひとりが死ねばいい問題ではないから。

でも、少なくともいま、ぼく自身の良心に従わない、恥ずかしい腰抜け人生を、ぼくは送りたいと思わないし、そんな人生を選択したくはない。自由な世の中になったんだ。気兼ねなく、ものを言わずにどうする。

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