という題名の写真集をきょう買った。
ベン・シモンズというアメリカ人の撮った写真を、宮崎光弘というデザイナーがセレクト&構成したものらしい。ヴィム・ヴェンダースと村上龍の、東京に関する文章もはいっている。小学館、2000年発行。
日常の一こま、景色じゃなくて人間を撮ったカットが、とても気になってしまって購入。視点はやっぱりエキゾチックだったりカメラマン的だったりするところはあるのだけれど、こういう切り取り方はリアルでいい。ぼくはやっぱりリアルが好き。
・いまならこれ、ケータイカメラでもできるじゃん(日常の切り取り) *レンズの暗さとかはとりあえずおいといて。
・誰でも撮れるじゃん *誰でも撮ってアップしてほしい掲示板に!
・webでいいじゃん。印刷物にする必然性も、それを金を払って購入する必然性も、ないじゃん。 *いまなら同じことをwebで素人ボランティアで実現できる。少なくとも技術的には。
…等々の思いを抱えたまま買った。なんかくやしい。
あとさあ、人物込みスナップショットの肖像権まわりってどうなってるんだろう。どっかの国みたいに、街頭撮影であらかじめ紙配って承諾サインもらって(←伝聞情報)、みたいなことは、まずやっていないよねえ。同種の写真にはいつも感じるんだけど。
テレビとかとはまた違う基準とか、あるのかなー。
ともあれ、こんな感じでリアルな日常を乱写するのは、面白そう。やってみたいと思う。その場からwebにアップすることも可能だし。