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対権力?

ジャーナリズムとは言ってみれば権力への批評作業
オンライン日記

何げなく書かれたっぽいこのフレーズに、一瞬、釘付けになった。
そうなのか。ジャーナリズムとかジャーナリストって、対権力だったんだ。
なるほど、そうかもね。
ぼくがジャーナリストではないのは、対権力ではないからなのかな。
妙に納得してしまった。

でも、権力批判だけしてれば済んでた時代では、もはやないのでは。
大衆への批評作業は、ジャーナリズムではないのだろうか。

諸悪の根源は大衆にある。つまり、ぼくら自身にある。ぼくら自身の日頃の何げない意識やら無意識やら言動やらの中にある。その集積が家族になり、地域社会になり、日本社会になる。「世間」という、得体の知れない存在だ。そこを変えていかない限り、問題は根本的に解決しないというのが、ぼくの基本的な考え方。

いまのテレビが腐っているとするならば、それを見ている視聴者自身に問題がある。くだらないワイドショーなど誰も見なければ作らない。いまの政治が腐っているとするならば、政治家を選ぶ有権者自身に問題がある。いまの官僚が腐っているとするならば、官僚をすげーと感じるぼくら自身に問題がある。…等々。

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