« インターネットの収益構造 | メイン | リサーチとレストア »

ケータイムービーの可能性

復興支援で24時間生放送 地震、台風被害でNHK
 NHKは2日、新潟県中越地震や台風の被災地復興を支援するキャンペーン番組「被災者の声・いま私たちにできること(仮)」を6、7の両日、24時間半にわたって総合テレビとラジオ第一で生放送すると発表した。
 NHKによると、24時間を超える生放送は極めて異例。番組は6日午後7時半から7日午後8時まで、新潟県や兵庫県などから中継。被災者の声を伝え、阪神大震災や東京・三宅島の被災者から復興に役立つ体験などを聞く。ドラマなどレギュラー番組の多くは休止する。
 両日は全国の放送局で義援金やボランティアへの協力を呼び掛ける。NHK広報局は「災害に見舞われた列島各地の声に、総力を挙げて耳を傾け、視聴者と考えたい」としている。
(共同通信) - 11月2日22時7分更新

災害多発のいま、不祥事で揺れるNHKが信頼回復のために総力を挙げる特別プログラム(と推定)。というのも興味深かったが、ぼくの関心は別のところに。

番組エンディング。
ケータイムービーで撮影された、視聴者から被災者への励ましメッセージが次々と映し出された。
これがなかなか見られた。たしかに美しくはないが、リアルだった。

リアルを求めれば、525からHV、さらにその上をと、どんどん高精細化していくのがふつーだ。なんでケータイムービーをリアルに感じるかよくわからない。でもたしかにリアルだった。

ぼくは美しさよりもリアルを求めたい。

それにしても、あのアイデアは誰が考えたのだろう…。

コメント (2)

これ、裏では、NHK労組が不祥事追及の緊急集会の日にぶつけたと言ううわさもあって、もっと面白いです。
イラク戦争のときにも、あからさまにネットで伝送された画像を流してましたよね。

被災者側からの映像が、一番大切なものなのじゃないでしょうか。
きっと、悲惨さが感じられなくて、がっかりすると思います。
ごく一部を除き、ほとんど日常に戻っているようですから。
その証拠が公立学校の再開です。

それらをマスコミ関係者や議員のブログで知ることが出来ます。
flatさんのジャーナリズム、少しずつ解ってきているような気がしますが、「ウケ」や「解りやすさ」には欠ける様な気がします。
どちらを取るかは受け手次第でしょうが。

日放労のシンポは知ってますが、あえてそれにぶつけたとは、ぼくは思いません。
被災地が日常を取り戻しつつあるのは、良いことですね。ぼくらは、生きていかなきゃいけませんから。
ここのブログは、ひっそりとやっています。メディア側の、わかる人にはわかるはずです(幼稚すぎるくらい)。
もともと、論説をあまり重視していないので。時代をひらくのはコンテンツですから。

コメントを投稿

承認されるまでコメントは表示されません。しばらくお待ちください。

Powered by
Movable Type 3.33-ja

track feed