« 低収入なら結婚して子どもを産むのが合理的な選択。 | メイン | 最大の問題は放射線に被曝したという精神的影響 »

アートとコミュニティビジネス

アートとビジネス」を読んで考えたこと。文章整えてませんけど。

AKBも嵐も支えているのはファンというコミュニティ。コミュニティはデフレの影響を受けないどころかいくらでも金をつぎ込む。現代は、普段の買い物スーパーのような「安ければいいよ」的な仁義なきグローバル激安ビジネスと、それと対極のコミュニティビジネスに大別。安定した収入を得るにはコミュニティビジネス。
(フリーランスが仕事を得ているのも、たいてい知り合いの輪からだから、コミュニティビジネスといえる。信頼第一!)

アートに関していうと、ぼくは(ぼくらは?)小さなパトロンになりたい。展示会に行き、作品を見る。いいなあと思う。ちょっとした品でも6万円とかすると、もう手が出ない。やはり1万円オーバーにはなかなか。でも、作家に対してリスペクトというか、応援したいと思うので、目録や写真集、ポストカードなんかを買ったりする。でもほんとは「寄付」でもいいんだ。

若い登山家で、セルフ撮影した映像を流している人がいる。誰だっけ、こないだテレビに出てた。たぶんあれも営業の一環というか、応援してくれるコミュニティ、資金提供してくれるコミュニティのためにだと思うんだけど。あんな感じ、アーティストも制作過程含めて映像撮って、DVD作ってそれを売ればいい。赤い羽根募金の赤い羽根のかわりに、DVD。ファンはDVDを買うことでアーティストを応援する。映像がおまけでついてくる、って感じ。

音楽でのライブにあたるのがアーティストの作品。音楽でのCD販売にあたるものが、作品にまつわる何らかのデジタルデータ販売。デジタルデータなら売れば売るほど儲かる。DVDは原価限りなくタダに近いし。
いっぽう作品自体はレンタルで稼ぐ。盆栽なんかは飲食店などに月ぎめでレンタルで出しているし。需要はあるのでは。

そういえばパリダカにカミオン参加の菅原さんがいっとき似たようなことをしていた。1口いくらの個人協賛を募って、個人名をトラックに入れて、あとで走行映像のDVDを送ってくれた。ビジネスとしてはもしかしたらうまくいかなかったのかもしれないけど、たとえばそんな感じ。

たぶん、アーティストに限らず、どうやって何かをビジネスに乗せるか、いろんなトライが各方面で試みられているのだと思う。

で、これに関してぼくのツイートは↓。

作品そのものではなく、作品を鑑賞する体験をデジタルデータ化して複製販売してはどうでしょうか。早い話がDVD化ということですが。 RT @s_mikamin: アーティストが金のこと考えるなって言われそうだけど、ちょこっと書いてみた。 http://ow.ly/3sUPr
posted at 22:22:56
音楽ならCDを買うことで応援できますが、アーティストの貧乏なファンとしては、目録を買ったりポストカードを買う以外に、もっと応援する手段があるといいのです。.@s_mikamin
posted at 00:38:59
Powered by
Movable Type 3.33-ja

track feed