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風評の国

3.11で、日本が「風評の国」であることを知った。

風評が人々の(消費)行動や大金を動かす構造は不健全だと思うのだが。

追記:2012-09-17 17:18
グローバル化が進むほど、風評は拡大するだろう。
普通の暮らしをする普通の人々は、自分が日々営む日々の暮らしでだいたい精一杯である。大半の人は多少怠けてもいると思うが、多少怠けて、結果精一杯ぐらいの暮らしを、みな過ごしていると思う。
つまり、自分の日々のあり方に根本的にメスを入れる気はないし、そんなにヒマでもない。
自分が直接関係すること、つまり、最近ガソリンが高くなったなとか、冷蔵庫の冷えが最近イマイチだなとか、さてどこに買い物に行くかなとか、そういうことに思考の約9割以上を使っているので、自分が直接関係しないことには残りの1割しか思考を使わない。
だから、テレビや新聞やツイッターのいうことを鵜呑みにしたりとかするのだ。別にバカだからじゃないのだ。考える能力はあるけれども余裕はない、もしくは、効率的な頭脳の使い方をしているだけなのだ。
実際問題どうなろうと自分には直接関係ない(と思える)事柄には、あまり頭を使いたくないだけなのだ。
ということは、風評から抜け出すには、自分に直接関係あることになることだな。

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