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婦人用ハットの危険性

おそらく全国的な傾向だと思うが、一定の年齢以上のご婦人(60代以上とかだろうか)が外出時によく被っている、つば広のハット。綿素材とかの。

「真夏の紫外線対策もバッチリ」[ link ]
…とかの理由で好まれているのだろうけど、僕が見た限り、外で見かけるご婦人の大半が、こうしたハットを被っているように思う。

で、このハットを被った状態で自転車に乗ってる人が非常に多いのだが、一見してわかる通り、これ、視界が非常に制限される。前方の視界は辛うじて確保されているのだろうが、横なんか、ほとんど見えてないと思う。

で、その状態で自転車を漕いでいる。まあ、まっすぐ直進してるだけならいいのかもしれないが、たとえば、道路の左端を走ってて、前方に駐車車両なんかがあって、それをパスするとき、ろくに(もしくは全く)横の確認をしないまま右にふくらんで駐車車両をパスしようとする。

あぶないったらありゃしない。

元々、高齢者は周囲の確認をしない傾向があるのに、それに加えて、このハットを被ってしまったら、周囲が全く見えない状態で走っていることになる。

もちろん、こちらも、そしておそらく多くのドライバーらも、高齢者の好き勝手に危なっかしい自転車運転はよくわかっているので、そういう局面では習慣的に気をつける。

当人たちにとっては、おそらく、周囲が見えないほうが、気にするノイズが少ないので、安心して走れるのではないかと思うが、その安心はあくまでも周囲の人々の気遣いによって成立する安心であって、一歩間違えれば事故のもとである。

「帽子で視界を遮らないようにしましょう」
とか何とか、国民生活センターかどこか、注意喚起をしていただけないものか。

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