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ライブ中継の旧システム構成

Real Mediaを使った旧システム構成です。USBストリーミングに無理があるらしいこと等の理由で、2003年5月にWindows Mediaによる新システムに変更しました。(初版日:2002年07月27日)

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デジタルビデオカメラ+USBストリーミング

SONY ハンディカム PC-101Kを使用。Real Producerを使ったライブエンコードが、IEEE1394端子経由の動画に対応していないため、USBストリーミング機能のある、このコンパクトなDVCを選択しました。USBストリーミングとは、USB経由で動画をパソコンに取り込む機能で、別売のパソコン接続キット(DPCK-US20)についている専用のUSBケーブルでパソコンにつなぎます。

愛知県岡崎市にあるソニーサポートセンターの柴田さんは「USBストリーミングでライブエンコードできない」って言ってましたが、アドバイスを無視して購入、ライブエンコードはできました。

が、自宅メインPCを使って同様のライブエンコードをしようとしたところ、どうしてもReal Producerがカメラを認識しません。どうも、ノートPCのReal Producerは以前にインストールしたwebカメラ・Quick-Camと誤解して、たまたま認識できていたようです。いまひとつ不安定だったのはこのせいでしょうか。…なわけで、Real Mediaとオサラバすることに決めました。

Helix ProducerはIEEE1394接続をサポートしてるということなのですが、無料版は低帯域での品質が悪いという情報もあり、また、Helix Basic Serverは、これまでReal Server Basicの最大同時接続数が25人だったのに対し、10人までしかつなげません。 …ということでWindowsMediaに鞍替えです。もうじきReal Server Basicも満一年で使えなくなるし。

ノートパソコン

IBM ThinkPad i Series s30。PenV600のスペックは今ではちょっと見劣りしますが、バッテリー駆動時間の長さ+コンパクトなボディは、ライブ中継にはうってつけ。

PHS

DDIポケット。携帯よりもエリアは限られますが、海水浴場や行楽地など、人が集まりそうな場所はかなり網羅しているので、かなり実用に耐えるものです。ドコモは通話エリアが非常に狭いので、論外。PCカード型の端末ではなく、普通の通話型端末をケーブルでつないで使っています。

FOMAが384kで送信できれば即、乗りかえたいところですが、384k送信可能な端末は現在売っていない模様。送信64kならエリアの広いPHSのがいい。

自宅サーバー用パソコン

デスクトップのVAIOを中古で購入、サーバー機に使っていました。WinXP Homeでしたが、これだとRealServerがローカルネットワーク内での配信しかできないことがわかり、XP Proにバージョンアップ。

ADSL環境

YahooBB。電話局から近いため、下り5〜6MBと比較的高速です。上りも700k位は出ています。ルーター経由でつなげていますので、必要なポートを空けています。

Real Producer および Real Server Basic

Windows NT Server、2000 ServerなどサーバーOSの必要なWindows Media とは違って、RealならばWindows XP Proをサーバー機にしてライブ配信ができます(Homeは不可。ローカルネットワーク内でしかできない)。ライブ中継現場で使うモバイルPCにReal Producerにインストール、サーバーPCにReal Server Basicをインストール。

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