「どこでもライブ中継」では、通信手段として、DDIポケットのPHSカード端末で、64kPIAFSにつなげています。いろいろ試行錯誤した結果、これが最も安定的に映像送出ができたからです。
しかしそれでも、64kのPHSでありながら、安定して送出可能な帯域は、実効ビットレート21kとかなり低いものです。その理由を、1基地局=32kが送出可能な上限ではないかと勝手に推測していました。
が、DDIポケットに問い合わせたところ、サービス開始当初は1基地局32kだったが、現在では1基地局で64kだとのこと。64kベストエフォートだと、最大で58.4kまで出るはずだという。
おかしい。なんでだろ。
結局、DDIポケット側の回答は「うちの基地局の問題ではない」ということに。モデムやPCなどハードの問題じゃないかっていうんだけど〜そうかなあ。「では、基地局の性能からすると、もっと出るはずだということ?」とも聞いたんですが、結局、よくわかんないみたい。
そのうち、もういっかいテストしてみようかなあ。
なお、DDIポケットからのその他の回答は以下の通り。
Q1.64kPIAFSでカード端末だと64kと表示されるのに、通話端末だと115.2kと表示されるのはなぜ?
A1.それはモデルとPC間の通信速度で、じっさいには64K。
Q2.上りスピードテストで通話端末のが速い(たいてい64kオーバー)なのはなぜ?
A2.モデムの機能やPCとの相性に左右される。(上記の話からすると、2つの基地局をつかまえれば64kオーバーが出てもおかしくないなあ〜と吉見注)
Q3.そのわりにはライブ映像送出ではむしろカード端末のが安定しているのは何故?
A3.同上
Q4.フレックスチェンジのが64kPIAFSより上りスピードが出るのに、ほとんど送出できないのは何故?
A4.フレックスチェンジは最初は32kパケットでつなぐから。
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