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ライブ中継の画質について

「どこでもライブ中継」は動画の画質よりも機動性を優先させたシステムです。このページでは、画質の技術的な側面についてコメントしています。(初版日:2003年06月11日以前)

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1.動くカメラ

「どこでもライブ中継」は、現場からナマの映像を送ることを目的にしており、場所を選ばない機動力が最大の特徴です。現場で常に動き回れるよう、カメラは手持ちを基本形にしています。ブレる映像は、とくにナローバンドでのストリーミングには向いておらず、画質面からは不利です。カメラの動きをなるべくスローにする、できるかぎり寄って撮るなど、技術的な工夫を重ねていきますが、三脚撮りをメインにするつもりはありません。「カメラは手で撮るものだ」という思いがあるからです。また、先にあるべきは技術ではなく、コンテンツだとも思っています。

2.プロファイル

同一のビットレートでも、ビデオサイズと画像品質の設定によって、見え方はかなり違ってきます。撮影対象に応じてカスタマイズする必要もあるかもしれません。プロファイルの設定は、まだまだ研究の余地があります。→こちらのページにサンプル動画を載せています。

3.送出可能レート

PHSで安定して送出可能なビットレートは、メディアビットレート17kbps、実効ビットレート21kbps程度です。これは28.8kbpsのダイアルアップ回線をターゲットにしたビットレートで、現在、日本国内でインターネットに接続するもっともナローバンドな帯域と言ってさしつかえないでしょう。この回線で、高画質の映像を送出するのは不可能です。通信インフラの今後の向上に期待するしかありません。ただし、この低レートのわりには、そこそこいい画質が送れている、と個人的には感じています。

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