エンジン始動。
先週と同じく、キーをひねっただけでは始動せず、アクセルをあおってやらないとかからない。しかも、「ボッ、ボッ」と単気筒のような音と振動。４気筒がちゃんと爆発していない。が、しばらくすると正常に戻る。
昨夏にタンクシーラー塗布＆燃料ポンプ交換後には、まったく問題なく始動したのだが。あれから現在までの間に、いったい何が起こったのか。
バッテリーは換えたばかりだ。
オイルが古いために始動時の抵抗が大きいのかもしれない、そう思ってオイルも新調したが、変化は見られない。
冬だからか？まさか…。水温センサーは正常に働いているようだが。
３つの原因を考えてみた。
１）燃圧が低い…以前は、交換した燃料ポンプが不良だったために、突然エンストをしたり、一定以上の加速ができなかったりした。前者は燃料ポンプが時々死んでいるために、また、後者は燃圧が低いために起きた現象ではないかと思っている。幸いにして現在の燃料ポンプではそうした問題は起きていない。インジェクションミキサーにつながっている燃料パイプを外してエンジンをかけてみると、ガソリンは勢い良く吹き出してくる。燃料ポンプが生きているのは確かなようだ。燃圧まではわからない。ただ、以前、燃料パイプを外したときにはガソリンが勢い良く出てきたと思うのだが。しかし、正常にエンジンが回り出した後でも、燃料パイプを外してもガソリンが勢いよく吹き出すことはない。内圧は気温によるのだろうか？ともあれ、燃圧は原因ではないように思う。
２）インジェクター不良…何らかの原因で、始動直後はインジェクターが正常に回っていないというもの。インジェクターは高いし、単体でのチェックは難しいので、わからない。
３）ちゃんと点火していない…点火系の点検をする必要が、あるかもしれない。

なお、レーシングさせてやったときに、やや黒煙を吹いているような気がしたのだが。
白煙は、アイドリングでやや出ていて、2000回転強でわりと出るが、それを超える一定速回転では出ない。これは水蒸気だろう。ただ、強くアクセルを踏み込んでやったときに、なにか黒っぽい煙が出ているような気がする。
そうだとすれば、加速時の燃料が濃いことを意味し、それはセカンダリインジェクタの作動を疑うべきで、とすれば、セカンダリインジェクタがそろそろくたばっているか、あるいはそれを司るECUの不良ということも、ありうる。

始動不良問題、そして加速時の黒煙。
ECUがイカれていると考えれば、つじつまは合うのだけれど。

高いからなあ。