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2009年07月 アーカイブ

2009年07月12日

「ずっとおまえらの味方だから」に感じる危険。

ごくせん的フレーズ「ずっとおまえらの味方だから」が、いま世にあふれてる気がする。ラジオの投書なんかでも、我が子に対するメッセージで、「世界中が敵になっても、父さんはお前の味方だから」とか。

それでいいのかと違和感。

それは極悪非道の犯罪者でも味方になるってことになりますが、「ぼくが(わたしが)どんなに悪いことをしても味方になってくれる人がいる・信じてくれる人がいる・許してくれる人がいる」と思わせることって、本人を甘やかすことになり、結果よくないんじゃないですか?

母子カプセル状態で母親が子どもと精神的に一体化してると思い込んじゃってるような状態ではこのような発言が生まれるのもわからなくはないのですが、でもそれはたんなる勘違いだし、そういう思い込みって、裏を返せばDVになるんじゃないですか。

いくら近しくても人は人、ある程度の距離感がないとヤバくないですかね。未成熟を是認、それを助長してしまう言葉ではないですかね、これって。

まあ、フィクションなんで、大げさに考えなくてもいいのかもしれないし、じっさい演じてる役者たちはそう思ってると思いますが、現実と虚構の区別がつかないひともいるかもしれないし。

ニュースの優先度を決める要素

政治は権力。

メディア内においても、政治部は権力。
おそらく、1.政治部、2.社会部というエリート構造はテレビ新聞各社同様かと。

仮説としては、同様のことが一般市民にも適用されうるのではと。

メディアに話を戻すと、政治部と社会部が報道を牛耳ってる構造は旧態依然、伝えるニュースの取捨選択にあたっては各ニュースの重要度よりも優先されているのではないかという気がする。

彼らは、ぼくらが本当に知らなければならないことを優先的に伝えているのだろうか。それとも、自らの保身を優先しているのだろうか。

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