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2005年04月 アーカイブ

2005年04月07日

若者お荷物論

(2005/03/18memoを元に)
いまの若者は少子化のために、ボリュームとしてのパワーがない。
そればかりか、フリーターが増加することで、生産と消費の両面において、やはりボリュームとしてのパワーがない。
つまり、いまや若者は時代の主役ではない。
?ということは、若い子が、最新の流行を知らないオジさんに対して、「おくれてる?う」と言うこと自体が、すでに時代遅れだと言える。

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ボツ原稿

(2005/03/25memoを元に)
ネットには、既存メディアがボツにしてきた原稿がいっぱい。一般人の多くがどんな原稿を書くのか、既存メディアがどんな原稿をボツにしてきたか。つまり、一般人の多くがどんなつまらない(そして無責任な)原稿を書き、既存メディアがいかに苦労してクオリティを保ってきたかが、ネットを見ていけばわかるはず。しかしそれに気づいているひとは少ないようだ。みんな、我が主張を述べたり、我が主張と同質の主張を見つけて「我が意を得たり」とうなずくのに手一杯で、人の話なんか鼻っから聞く気がないんじゃないか。ボツ原稿同士が仲良く連帯を深めるという、ほほえましくも低次元で時に危険な暴徒の群れと化す、アナザーワールドの人々。

次世代を担わない子ども

(2005/03/28memoを元に)
子どもを自立可能な年齢まで守り育てることは、親や社会の責務。でもそれは子どもがかわいいからではない。かわいいというのは外見上のイメージの錯覚にすぎず、実際の子どもは自己チューで身勝手な困ったちゃんだし、そうでなければならない。子どもは大人に消費されるべき存在ではないのだから。

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2005年04月13日

ネットはテレビを殺せない

ネットはテレビ(あるいはマスメディア)を殺せない。みんなテレビが好きだから。

テレビへの思い、それはメディアのヒエラルキー構造、「△」の頂点へのあこがれでもある。そしてテレビはレート(視聴率)を稼ぐために演出する。テレビはお茶の間の皆さんにとても身近なメディアですよと。視聴者は感じる、自分にもチャンスがあると。
まるで受験生のように。

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2005年04月25日

変人大国ニッポン

(2005/04/16 memoを元に)
ブログの書籍化が、2005/04/16の朝日新聞朝刊に載っていた(はず)。で、書籍化されたブログだが、言葉は悪いが簡単にいうと「変人さん、いらっしゃーい。」だと思う。つまり、自分自身をネタにしている。シロートさんを使ったテレビのバラエティ番組と、やってる方向性は同じ。基本的には一発芸。出版社側からすれば、ネタは無限だが、ブログ主にしてみれば、一回こっきり。よほど才能があれば続くと思うが、それはたぶん、ブログがなくてもいずれ出現していた才能だろう。つまり、シロートはあくまでシロートとして扱われていて、新味はない。

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マイナー主義

世間の耳目を集める事件事故に対して、ぼくは基本的に興味がない。大事故で多くの方が亡くなるのは確かに悲惨だが、一方で、日々の交通事故で1人の方が亡くなるのも、やはり悲惨だと思う。ここ数年は減少傾向にあるとはいえ、毎年1万人近い方が交通事故で命を落としている。神は細部に宿るともいうけど、ささいに思えることの中にも、見落としてはいけないものが、きっとあるはず。

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2005年04月29日

「いい」と「おもしろい」

このブログでは「考え」ばかりで、読んでてつまらないと思うけど、もともと、読み手の評価とかに関係なく書いてるのでご了解を。

さて、「いい」と「おもしろい」について。
「いい家」「いい車」「いい仕事」というのは何か。一方、「おもしろい家」「おもしろい車」「おもしろい仕事」というのは何か。と、考えてみる。

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