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2009年10月 アーカイブ

2009年10月08日

「つながる」への期待と絶望と

「つながる」が一世風靡した時があった。あれは…ブログというワードが期待を込めて語られた時だったと思う。コメント、トラックバック。ブログは「つながる」ためのツールだった。

そして…mixiやfacebookといったSNSにtwitterと、「つながる」ツールはさらに進化した趣で、「さあ、つながろう」と期待をこめて呼びかける人も出てきた。

が、既視感にとらわれ、いっぽうで絶望的な気持ちにもなる。あの頃、少なくともぼくの試みは失敗に帰したから。

つながってみたら、期待とは裏腹な現実に打ちのめされた。落胆した。がっかりした。

でも、ぼくが間違っていたからかもしれない。期待のしかたが、違っていたのかもしれない。で、やっぱりぼくは、こりもせずにつながろうとする。

以前とは違う期待を模索しつつ。

流れゆく先は結局テレビ的?(属人的コンテンツ)

いまネットの主役(?)はTwitterとSNS。いずれも「流れゆく」性質のものだ(いちおうフロー・コンテンツと言っておく)。

一方、2ちゃんは一見流れゆくように見えるけど実はそうじゃない。あれはブログと同じくストック・コンテンツ。

フロー・コンテンツは、流れる川に浮かぶバブルのように、水面に浮かんでは消える。浮かんでいるのは今だけ。井戸端会議のように、いつか消えてなくなる賞味期限つきのコンテンツ。

その意味を考えてみた。それぞれの発言じたいに価値があるんじゃない。発言している人じたいに価値や意味があるんだ。

つまりは属人的コンテンツ。「あの人が言ったから…」から、「あの人」の価値や意味が高くなったり低くなったりする。

どんな素晴らしい(もしくは下らない)発言があったかではなくて、それを言ったのは誰かで価値や意味が決まるということ。

結局、「誰」というのが価値評価の基準となるのが、ネットコンテンツの終着地点。なのかな。これは明らかに2ちゃんとは違う。そして、テレビによく似ている。

2009年10月20日

運転免許更新で講師が嘘をついた。

きょう運転免許証更新で運転免許センター(埼玉県鴻巣市)に行った。更新時講習で、講師が「交通事故の数は減少の兆しを見せない」といった主旨を語っていた。

おかしい。

以前、「「交通事故死者数は劇的に減少していた!」と書いた(2007年11月05日)。

で、最新のデータを確認してみた。

統計(警察庁)から平成20年中の交通事故の発生状況を見てみた。

これのどこから「減少の兆しを見せない」云々と言えるのだろうか。

講師が嘘をついた。

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