SNSは保守的なツール
SNSは流れるタイムラインに表面的に反射するだけでいいので、「変わらないで済む」。自分の根本の考え方とかライフスタイルとかを。だから基本的には保守的なツール。
接着剤、とも言えるだろうか。
(良くも、悪くも)
ごくざっくりと一般的には、人はこの世界を自分が理解したいように理解する。それがいくら間違った理解であっても、人はそれを望む。
伝える場合も、人は自分が伝えたいように伝える。
だから、伝えたい人の理解も、伝えられる人の理解も、事実とは違ったものであっても、彼らがそれを望む限り、彼らの望むように理解され、そして納得され、あたかもそれが事実であるかのように接着され、揺るがぬ見方となっていく。
…という状況をぼくはあまり好きではなくて、「ほんとうのところはどうなんだ?」が気になるんだけど、まあ、みんながそう思っているわけでは、ない。
ただ少なくとも、メディアで伝える立場にいる限り、それには自覚的であるべきだと思うんだよなあ。