生きる力
突然ですが文部科学省(当時は文部省だったかな?)が数年前に打ち出した「生きる力」というコンセプト、ぼくはけっこう好きです。
が、世間一般的にはどうも誤解されているような気がしてしょうがないです。
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突然ですが文部科学省(当時は文部省だったかな?)が数年前に打ち出した「生きる力」というコンセプト、ぼくはけっこう好きです。
が、世間一般的にはどうも誤解されているような気がしてしょうがないです。
ミニメディアに対するこだわりと、事実に対するこだわり。
この2つにかんして、ぼくは筋金入りだ。というのは、ごく一部のひとしか知らないことなので、ここでわざわざ明記しておきます。
これがなければ、さっさと素直にTVディレクターになっていたことでしょう(?)。
という前フリで。
涙の告発「政治的圧力あった」
会見後には“勇気”を称え、報道陣から異例の“拍手”が起こった。
ぼくは長井さんを信じ、支持し、応援します。
いまやっと知った。
BENNIE Kの「サンライズ」。NACK5でかかるたびに気になっていた曲が、これだとわかった。
いい曲だ。
若かりし頃(とくに20代前半)、ぼくは、命をあんまり大したものだと思ってなかった。とくに一時期、バイクでずいぶんと命知らずな運転をしていた。長生きするつもりもなかったし、長生きできるとも思ってなかった。10年以上前の数年間、戦争関連の番組のリサーチをずいぶんとやった。当時の資料やなんかに接して、「むごい」と感じたことはあるが、その感じ方は、今ほどではなかったように思う。
マスメディアが伝えるわかりやすい情報を信じ、目の前のリアルな現実を信じようとしない、倒錯した認識。市民ジャーナリスト、およびその周辺の人々の多くが、「マスメディアに対峙する市民メディア」というわかりやすい構図に立脚しているような気がしてならない。
つまり、みな幻の世界で踊っているだけ。中国の故事でそんなのあったよね。
NHK受信料、8割が「高い」
C-NEW調査によると、NHKの受信料を支払っていないのは2割弱だが、8割の人が受信料を高いと感じており、「NHKを見る人だけ支払えばよい」と思う人が4割を超えた。
そだね。いまどき高いよ受信料。新聞も高いけど。
似たようなことを考え、書こうと思っていた矢先。
ITmediaニュース:[WSJ] ブロガーが「ジャーナリスト」になる時
マスメディアがマスメディアたるゆえんは、たんに、受け手が大勢だから。テレビも、ゲームをしたりDVDを見てる限りはただのモニター。だから、大勢がアクセスするサイトやブログは、マスメディアと規定したほうがいいのかも。こんな不人気ブログも、ある日いきなり、ものすごいアクセスになって、マスメディアになってしまうかもしれない。何気ない一言が、多くの人を惑わせ、傷つけ、それが自分に跳ね返ってきたとき、はたしてその事態に耐えられるか。
ブログをやってる人だけでなく、ネットに書き込みをするすべての人が、そういうイマジネーションを働かせたほうがいいと思うんだけど。
NHK海老沢前会長が顧問辞退 - nikkansports.com 芸能ニュース
視聴者のパワーが明確に示された、気分爽快なニュース。
NHKというシェアウェアのユーザーは、どしどし声をあげていくべき。
電話は、こちらから、また、メールはこちらから。
ローインパクトな暮らしがしたい。出会った少しのひとに、少しのインパクトを与えるような、そんな余生、そんな日々、そんな仕事がしてみたい。
マスメディアというハイインパクトな世界に群がる、有象無象の、欲に目がくらんだ、濡れ手に粟のぼろ儲けだか一攫千金のビジネスチャンスだか知らないけど、そんな脂ぎったひとびとと無縁の、欲のない、身の丈にあった、ささやかな場所に身を置いてみたい。
ぼくが仕事してる現場には、そういう匂いはあんまりなくて、だからこそ長く続けてこられたと思うんだけど、むしろ周囲がね。